自分中心レポート

自分中心心理学オールイズワン認定ライフ・デザイナー三竿史朗のブログです

自己承認欲求と他者承認欲求

「人から認められたい」

 

誰しも思うことかもしれませんね。

 

これを一般的には、承認欲求と言います。

 

心理学の言葉ですが、比較的、

よく聞く言葉ですね。

 

この承認欲求は、2つあるということは、

ご存じでしょうか。

 

それは、

 

自己承認欲求と他者承認欲求

 

です。

 

自己承認欲求とは、文字通り、

自分で、自分を認めて、満足

するというものです。

 

「我ながら、よくできたなあ」

 

とか、

 

「私は、これで、スッキリしました」

 

など、自分が満足と思えば、それで

いいというものかもしれません。

 

一方、他者承認欲求は、他者から、

認められたいというものですから、

人に認められて、初めて、満足す

るというものです。

 

「昇進して、周りの人から、褒められる」

 

「いい成績を出して、周りの人から、

注目される」

 

その時は、気持ちがいいものかもしれません。

 

ちなみに、自分中心心理学では、どちらを

より、大事にしていると思いますか?

 

そうですね。

 

自己承認欲求ですね。

 

しかし、これもまた、ニュアンスが

違うように感じます。

 

どういうことかと言いますと、自分中心

心理学も自分で、自分を認めることを大

事にしていますが、それは、他者から見

た自分ではないからです。(自分中心心

理学的には、人間脳と感情脳の認め方の

違いです)

 

※脳の話は、こちらをご参照ください

 

jibun-report.hatenablog.com

 

私は、世間で言われている自己承認欲求もまた、

他者中心(評価の基準が他者や外側にある)の

範囲に入るような気がしています。

 

自分中心心理学の場合、自分を認めるということは、

もっと、自分に寄り添うとか、自分を労るといった

ニュアンスが近いように感じます。

 

「そうだね、無理もないよね」

 

「そっか、そっか、辛かったんだね」

 

こんな風に自分の意志や気持ちや感情を

丁寧に取り扱うことが自分を認めること

だと認識しています。

 

皆様は、普段、どんな言葉がけを

自分自身にしていますか?

 

「いいよ、その調子」

 

「よく頑張ったね」

 

「何やってんだ!!」

 

「そんなんじゃ、駄目だろ!!」

 

自分を肯定する言葉なのか、

自分を否定する言葉なのか。

 

それにより、自分のことを認めて

いるのかどうかがわかるのかもし

れませんね。