自分中心レポート

自分中心心理学オールイズワン認定ライフ・デザイナー三竿史朗のブログです

【自分中心心理学】選択の責任を見極める

自分中心心理学には、選択の責任という

ものの捉え方があります。

 

自分と相手の自由を認め合う、

重要な概念です。

 

例えば、以下のケースで、選択の

責任を見極めると、どんな対処法に

なるのでしょうか。

 

「Aさんは、家のために、苦労しているの

だから、Aさんの満たされない思いは、私

(B)が満たしてやらないといけない」

 

いかがでしょうか。

 

ここで、質問です。

 

家のために、苦労することを

選んでいるのは、誰でしょうか?

 

Aさんですね。

 

そして、そのことで、最終的な

責任を取るのは、誰でしょうか?

 

それもAさんですね。

 

ですから、この場合、Bさんは、選択の責任の

ラインを超えて、Aさんが果たすべき責任を

肩代わりしていることになりますね。

 

選択の責任において、Aさんが満たされない

思いを抱えているからと言って、そのことを

Bさんが肩代わりする必要はないのです。

(人によっては、冷たく感じるかも

しれませんが)

 

相手が選んだことに関しては、その責任は、

相手に帰するものです。

 

そうすると、責任の所在がハッキリして、

問題が解決しやすくなります。

 

ですから、そこを見誤ると、問題が複雑化

しますから、早めに、見極めることが大事

になってきます。

 

選択の責任を見極めることによって、私たちを

煩わせている問題は、激減することでしょう。

 

ポイントは、テーマは、何かということと、

それを選んだのは、誰かということ。そして、

その責任を果たすのは、誰かということで、

それに対して、自分は、どうするかを考えます。

 

これが選択の責任の見極め方になります。