「やりたいから、やる」
「やりたくないから、やらない」
実に、シンプルな生き方があります。
「自分中心」の生き方です。
自分の気持ちにそぐわないことをしたら、
心が嫌がります。
気持ちに沿った選択をすれば、
心が喜びます。
言葉にすると、とても、単純明快な
感じがしますが、それを複雑にする
ものがあります。
それが「思考」です。
「こうしなければならない」
「こうすべき」
「こうした方がいい」
などなど。
自分は、明確に「したい、したくない」と
思っているのに、思考で、感情を打ち消す
のです。
そうすることで、気づいたら、何だか、
わからないけれども、辛いといった状態に
なっていきます。
自分の感じ方が無視されているからです。
本当は、事実は、とても、シンプルだと
思います。
今、自分が何を感じているのかに
焦点を当てると、そこには、無限の
情報が含まれています。
「今、私は、楽しんでいる」
「今、私は、嬉しく感じる」
「今、私は、不快に感じた」
自分中心心理学では、その時の感情を
小さな感情と呼びますが、その時点で、
気づくことが大切になってきます。
今、目の前の出来事に対して、
自分がどんな感情を抱いたのか、
それに気づくだけで、生き方が
変わってくるのです。