自分中心心理学では、自分に気づくだけでも、
自分を愛したことになると学びました。
「自分に気づく」を言い換えると、
「自覚する」でも同じ意味ですね。
多々、あると思います。
「あの時、こうしておけばよかった」と
後悔している「自分」がいる。
「何もしたくない」と思っている
「自分」がいる。
穏やかに過ごせている「自分」がいる。
等々、どんな場合においても、
自覚することが大切ですね。
その時に、「これでいいのだろうか」と
疑問に思う必要は、ありません。
「ただ、そんな自分がいた」
それで、終わりです。
「傷ついた」
「仕返ししようと思った」
それでも、「そんなことを考えてしまう自分は、
駄目な奴だ」と責める必要もありません。
そんな自分に気づいて、受け止めることが
自分を愛したことになります。
「そっかあ、そんな気持ちに
なっていたんだね」と試しに、
呟いてみてください。
自分の心がホッとするような、
緊張が解けたという感じがする人もいます。
それが自分を愛した瞬間です。
あまりにシンプルなので、「これだけで
いいの?」と思う方もいるかもしれません。
自分を労り、守り、大切に扱うことが
自分の心を救い、結果として、
他者との摩擦も減る生き方になります。
ぜひ、実践してみてください。