自分中心レポート

自分中心心理学オールイズワン認定ライフ・デザイナー三竿史朗のブログです

ポジティブな面を拾おう

昨日、家に来訪があって、

お届け物を受け取った。

 

その時、私が感じた感情は、嬉しさや

楽しさなど、ポジティブなものだった。

 

前に、別の件で、来訪があった時は、作業を

中断して、出ることになったのもあってか、

どちらかと言えば、「出なければいけない」

といった義務感など、ネガティブな気持ちで、

玄関に行ったから、今回は、それとは、大違

いだった。

 

と言った具合に、自分中心心理学では、

具体的な場面において、心の細やかな

動きにまで、焦点を当てる。

 

一般的には、そこまで、感じたことを

拾うことは、まだまだ、少ないだろう。

 

そして、雪だるま式に、感情が大きく

なった時に初めて、自分が何を感じて

いたのかに気づくのだ。

 

それがネガティブなものならば、

トラブルという形で起きる。

 

不快な感情をやり過ごしても、それは、

蓄積されるから、人間は、それを解消

しようと様々な形で、仕返ししたり、

問題行動を引き起こしたりする。

 

だから、傷は、早め早めに

対処した方がいいのだ。

 

だが、中には、感情や心の傷の痛みを

感じることを忌み嫌う人もいる。

 

感じなければ、問題が起きていないのと

同じだと自分に思い込ませようとしてい

る人もいるのだ。

 

そんな人たちは、幼少期から、自分の

感じたことを大事にされた体験が乏し

くて、自分の感情に蓋をしてしまった

のだろう。

 

「何か、上手く行かない。何か、しっくり

こない」という人は、自分の感じたことを

大事にできていないとも言えるのだ。

 

単純に、対処法を知らないとも言えるだろう。

 

感情は、コントロールするものではない。

 

感じて、味わうものなのだ。

 

そこに、人間として生きる喜びや充実感、

満足感や達成感があるのだから。

 

このように、起きている出来事は、同じでも、

それをどう解釈するのかは、自分次第だとも

言える。

 

私は、冒頭の話のように、具体的な場面で、

ポジティブな面を拾えるようになってよか

ったと思った。

 

そしてまた、こんな風に、自分に

変化があったことを嬉しく思う。

 

私は、そんなポジティブな呟きがまた、

未来をより明るいものにするのだと信

じている。