自分中心レポート

自分中心心理学オールイズワン認定ライフ・デザイナー三竿史朗のブログです

コミュニケーションのスキル

ある人たちの会話です。

 

(テレビを観ながら)

 

Aさん「この門の横に史跡があるんだよ」

 

Bさん「私、行ったことないもん」

 

Aさん「・・・」

 

私は、これを聞いて、思いました。

 

それは、Bさんが自分の興味関心事にしか、

興味を持っていないということです(それ

がいけないというわけでもありませんが)。

 

しかし、Bさんは、共感能力が

育ってないとも言えるでしょう。

 

ここで、会話が終わってしまいました。

 

では、共感能力が高い人は、どんな

受け答えをするのでしょうか。

 

同じ場面で、見ていきます。

 

Aさん「この門の横に史跡があるんだよ」

 

Cさん「ああ、そう。詳しいね。行ったことあるの?」

 

Aさん「うん。昔、旅行で行ったことがあってね。

あそこは、いい場所だったよ」

 

Cさん「へー、そうなんだ。私も行ってみたいな」

 

いかがでしょうか。

 

最初にCさんは、Aさんの言ったことを

受け止めています。

 

そして、その後、感想を伝えて、Aさんの話に

興味を示しています。

 

そしてまた、受け止めて、最後に

自分の気持ちを表現しています。

 

言葉にすると、たったこれだけのことと

思われるかもしれませんが、これだけの

差で、その後の会話が弾むのか、終わっ

てしまうのかが決まるのです。

 

聞かれたAさんは、安心して話ができて、

楽しく思えることでしょう。

 

私もCさんのようにありたいと思いました。

 

元々、私たちは、人と繋がりたいという

欲求を持ち合わせています。

 

しかし、昨今、それとは、逆行するような

雰囲気があるように私は、感じます。

 

これからの世の中は、人のことを感じ取れる

人たちが益々必要とされていくのではないで

しょうか。

 

そのためのコミュニケーションのスキルも

身につくのは、一朝一夕とは行かないもの

なのかもしれません。