自分中心レポート

自分中心心理学オールイズワン認定ライフ・デザイナー三竿史朗のブログです

【自分中心心理学】問題解決しては、困る人

私の近しい人にウイスキー

好んで、飲む人がいます。

 

そんな彼がウイスキーを飲んで、少し、

酔いながら、私にこんな話をしました。

 

「俺は、いつも、安酒しか買ってもらえない。

俺が好きなのは、もっと値段が高いものだ」

 

私に愚痴とも文句とも取れるようなことを

言っていました。

 

私は、この話を聞くのは、初めてでは、

ありません。

 

何回も聞いています。

 

そこで、私は、彼に、こう言いました。

 

「それなら、例えば、月に1回でも、

その好きなウイスキーを買ったらどう?

それなら、いいんじゃない?」

 

しかし、なぜか、彼は、バツの悪そうに

笑うだけでした。

 

そして、別の日。

 

丁度、記念日があるということで、私は、

その彼に、奮発して、いいウイスキー

買いました。

 

彼がそんなに大変な思いをしていると

言うのであれば、いいウイスキー

あげれば、少しは、彼の気持ちも

晴れるかなと思ったからでした。

 

そして、私は、彼にそのウイスキー

渡しました。

 

私は、彼が喜ぶと思っていました。

 

が、彼は、全く、喜びませんでした。

 

一体、なぜでしょうか。

 

それは、その会話の時の彼の目的が

いいウイスキーを飲みたいということを

言いたかったのではなくて、単に、

関係のない第三者である私に文句を

言うのが目的だったからでした。

 

世の中には、問題解決しては、

困る人がいます。

 

往々にして、文句を言うような人たちは、

人に対する復讐心から、仕返しするのが

目的の場合もあるのです。

 

クレーマーと言われる人たちも

そうかもしれません。

 

今回、その彼は、私に仕返しを

していたのでした。

 

が、この件以降、その彼が私に

仕返しをすることはなくなりました。

 

それは、私がそのことに気づき、

その話を引き受けなくなったからです。

 

人の言動には、目的があります。

 

そのことに気づくには、相手の気持ちを

感じる能力を育てる必要があります。

 

これからの時代、益々必要になる

能力ではないでしょうか。