自分中心レポート

自分中心心理学オールイズワン認定ライフ・デザイナー三竿史朗のブログです

【自分中心心理学】自分表現とは

今年、中頃まで、ニュースは、感染者数や

オリンピックの話題で、持ちきりでした。

 

その時、ネットやSNS上では、舌鋒鋭く、

相手を言い負かしたり、非難したりすることが

多く、見受けられたように感じました。

 

私の目には、とても、相手を尊重しているとは、

思いがたいような光景に映りました。

 

ですが、世の中には、相手を信じ、

自分の伝えたいことを安心して、

伝えることができる、そんなスキルも

存在します。

 

その一つが「自分表現」です。

 

「自分表現」とは、自分中心心理学のスキルで、

「自分の感情プラス意志」で、伝えたいことを

自己完結させるというものです。

 

例えば、相手と話していて、これ以上、

話しても、争いになると思った時には、

 

「私は、争いたくないので、これで、

失礼します」

 

と、「自分の感情プラス意志」で、

会話を終えます。

 

ポイントは、普段から、自分の意志や気持ちや

感情に、焦点が当たっているかどうかです。

 

これは、意識が相手に向かっていると、

出てくる言葉が変わってきます。

 

例えば、

 

「何で、あなたは、やらないの!!」

 

「どうして、そんなことをするんだ!!」

 

「だから、言ったんだよ。やるなって」

 

などなど。

 

基準にするのは、「私」です。

 

「私」を基準に、思っていることを

表現します。

 

「私は、こう思う」

 

「私は、こんな風に考えています」

 

「私は、こういう風に考えていますので、

こんな風にさせていただきます」

 

「私」を基準にして、相手に思っていることを

伝えると、それを「表現して、よかった」に

なります。

 

実際に、最初の例文を声に出して、

読んでみてください。

 

言葉というものは、本来、相手を責めたり、

責任を咎めたりするためだけのものでは、

ないはずです。

 

相手のことを尊重して、

理解するために、「尋ねる」

 

自分の意志や気持ちを表現するために、

「言葉で、伝える」

 

そんな風に、「自分表現」ができれば、

自分を守ることにもつながります。

 

自分の意志や気持ちや感情を大切に、

取り扱うためにも、ぜひ、「自分表現」を

行なってみてください。

 

そのためには、自分が今、何を

感じているのかに、焦点を当てるのは、

必須です。

 

それを味わい、表現するのが

「自分表現」なのです。