自分中心レポート

自分中心心理学オールイズワン認定ライフ・デザイナー三竿史朗のブログです

長年の疑問が解けた

私は、ある人の言動にいつも、

違和感を覚えていました。

 

何か、正しいことを言っているように

聞こえるけど、その人の気持ちとは、

違うような。

 

それが何なのかがわかりました。

 

それは、自分のことを義務で、

縛るけれども、自己管理は、

できていないということでした。

 

どういうことなのか。

 

例えば、こんな感じです。

 

「お酒は、18時から、飲むことにしよう」

 

いかがでしょうか。

 

一見、自分の意志を大事にして、

自己管理ができている人に見えますね。

 

ですが、その人は、飲み始めると、

酔っぱらって、最後には、毎度の

如く、記憶をなくします。

 

どうしてでしょうか。

 

それは、その人は、自分の「意志」で、

18時から、お酒を飲むことを「決めた」

訳ではないからです。

 

「18時からしか飲んではいけない」という

ルール(義務、規則、責務)で、自分を

縛っていたのでした。

 

それが違和感の正体でした。

 

ですから、なぜか、言い訳ばかりします。

 

それは、自分が言ったルールを

破っていることを知っているからですね。

 

「まだ、10分前だけど、飲もう」

 

これも言い訳でした。

 

まさに、自分で、自分の首を絞めています。

 

周囲の人に問い詰められると

思ったのでしょうか。

 

それでは、もしも、意志のある人、

即ち、自己管理能力が高い人だったら、

どうするのでしょうか。

 

それは、具体的に、行動します。

 

例えば、

 

「今日は、飲み過ぎたから、

この辺で、終わろう」

 

です。

 

そして、実際に、切り上げます。

 

これが具体的な行動をするということですね。

 

ですから、その人の場合は、具体的な行動を

していないことになります。

 

これまで、その人がお酒を飲んだ時に、

自分から、切り上げて、退散する所を

見たことがありませんから。

 

それが行動してない証左です。

 

自分をルールで、縛っても、

自己管理能力は、高まりません。

 

そこに、自分の意志を持つ、気持ちよさ

(自負心)がないからです。

 

私は、いつか、その人に

尋ねてみたいと思いました。

 

「結局、それで、あなたは、

何をどうしたいの?」

 

そこで、初めて、その人は、自分の意志を

大切に育てることになるのでしょうか。