ある朝の話。
「○○く~ん、これ、してくれな~い?」
私は、その言い方がたまらなく嫌だった。
それの何が嫌だったのか。
テーマに即して、話すのならば、
『これ(寒中お見舞い)、「年末」に
なっていたけれども、「年始」に変え
といてもらえる?』
で、済む話だった。
それだったら、何も嫌なことはない。
しかし、冒頭の言い方で、恐ろしく、
嫌な気持ちになったのは、その人の
目的が同情の支配で、私を使うこと
にあったからだ。
何か、すがられるような、憐れんで
くれと言われているような。
「ああ、この感じ、昔もあったなあ」
昔、会社で、「○○さ~ん」と
言われたことを思い出した。
その時も「困っている私のために、あなたが
代わりに何とかしてくれ」とすがるような気
持ちで、言われた。
何か、断れないような頼まれ方だった。
これもまた、同情の支配の一種だった。
この日の朝は、たまらなく嫌な気持ちに
なったが、その後、そのことに気づくと、
とても、スッキリした。
人を利用する人は、人に利用される。
久しぶりに、同情の支配を
経験した朝だった。
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