自分中心レポート

自分中心心理学オールイズワン認定ライフ・デザイナー三竿史朗のブログです

【自分中心心理学】仕返しの連鎖

自分中心心理学では、時々、仕返しが

テーマとして扱われることがあります。

 

私たちは、自分が傷つくと、意識的にせよ、

無意識にせよ、仕返しをすることがあります。

 

それが続く場合に、仕返し合戦になったと

表現する場合があります。

 

今回は、私が体験した仕返し合戦の話です。

 

私は、ある時、人に仕返しを

していたことに気づきました。

 

しかし、その後で、すぐに思いました。

 

「ああ、あの時のことで、

仕返ししていたんだなあ」

 

ある人に仕返しをされた場面を

思い出したのです。

 

「お前が言ったのは、こんな感じだぞ!!」

 

そう言って、その人は、私に怒りを

ぶつけてきたのでした。

 

私は、その場面を強烈に覚えていたのですが、

それが仕返しとは気づかずに、関係のない人に

仕返しをしていました。

 

私が怒りながら、人に仕返しをする姿は、

今、思い起こすと、まさしく、その時の

その人の姿そのものでした。

 

しかし、それが何なのかわかるのに、

長い月日がかかりました。

 

「ああ、あの時にされたことと

同じことをしていたんだなあ」

 

私は、そのことに気づくと、

自然と仕返しもやめていました。

 

仕返しの連鎖がそこで、止まりました。

 

自分が何をしているのか(されたのか)に

気づかないと、無意識に同じことをして

しまうのですね。

 

私の場合は、そうでした。

 

仕返しにしろ、何にしろ、まずは、自分が

何をしているのかに気づくことが大事ですね。

 

意識の焦点を自分に当てないと

気づかなかったと思いました。

 

私は、今回、長かった、仕返し合戦から

解放されて、とても、穏やかな気持ちに

なることができました。